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セラミド配合コスメの選び方。

更新日:2015.11.18|1(2週間) / 1,191(累計)

セラミド配合コスメの選び方。
スキンケアの成分の、セラミドのお話です。

セラミド。お聞きになったことありますよね。

「セラミドで乾燥知らずの肌になる!」

「角質層の奥までたっぷりのセラミドが・・・」

美容雑誌やネットでも、テレビCMのハンドクリームでも

よく耳にするようになりました。


セラミド、とは、私たちの肌の、角質層という一番外側の皮膚の中で、

肌を守っている成分のこと。

転んで擦り傷を作って、血が出るところ。それは生きた細胞です。

血が出るまで行かない擦り傷。痛くない擦り傷。

このとき“擦り剥く”のが、角質層。

死んだ細胞だから痛くないのです。

ここの厚さは、たったサランラップ1枚分。

でもこの薄ーい層が、生きた細胞を守ってくれているのです。


さて、セラミドです。

セラミドは、この角質層の中で、水分をたくわえたり、乾燥や紫外線から肌を守ったりと

とっても重要な働きをしてくれているのです。

セラミドが満ち満ちた肌は、美しく、キメがふっくら整っています。

しかし、セラミドが不足すると、角質層がはがれて、肌はカサカサ、乾燥しやすくなります。

紫外線やウィルスなどの、外からの刺激にも弱くなってしまうのです。

しかし、これはもう美容の常套句なのですが

年をとると真皮のコラーゲン線維などと同様に、

角質層内のセラミドはどんどん減少していくのです。

20歳代と比べると、40歳代で3分の1近くにまで減ってしまうのですね。

10代20代の、、ハリもさることながらあの肌の透き通った感じ。

透明感は角質層の出来不出来に大いに左右されるので、

セラミドが肌のキメや透明感の一翼を担っている。

これは確かなことなのです。


じゃあ、足りなければ外から補おう、ということで、

セラミドを配合したコスメがどんどん誕生しているわけです。

これには当然、サイエンステクノロジーの発達も大きいです。

科学的にセラミドが作れるようになったのですね。


では、セラミドコスメを使ってみよう、と思ったとき、

名を基準に選ぶか、ということですが、

今、セラミド配合のコスメを持っていない方は、

化粧水よりもまず、美溶液やクリームから使いましょう。

というのも、セラミドは油溶性(油に溶ける)なので、

ローションの場合は溶けにくいのです。


では、美溶液やクリームで、セラミドコスメを選ぶ時のポイントです。

1、ヒト型セラミドのものを選びましょう。

セラミドは、大きく分けると、人型セラミド、非ヒト型セラミド、疑似セラミド、の3つに分けることができます。

ヒト型セラミド、とは、人の体内のセラミドと100%構造が同じものです。

当然、肌への浸透も抜群です。

コスメの裏には、配合している成分がすべて表示されています。

全成分表示、と言い、薬事法で義務付けられています。

そこに、セラミド1,2.3とセラミドの後に番号が表記されていれば、ヒト型セラミドです。


非ヒト型セラミドとは、動物や植物などの天然成分からできたもので、

天然セラミド、あるいは植物性セラミド、と呼ばれています。

成分表記は、○○スフィンゴ脂質、や植物性セラミドです。


そして、疑似セラミド。セラミドと似たような構造ですが、セラミドではありません。

化粧品会社が独自に、○○セラミド、と謳っている場合もありますが、効果は低いです。

パッケージにセラミド配合と表示があるのに、

全成分表示の中にセラミドの文字がなければ、

ほとんどの場合疑似セラミドです。

2.セラミドが高配合のものを選びましょう。

セラミドは、できるだけ全成分表示の中でも上の位置に記載されている

高い配合量のものを選びましょう。

化粧品は、配合量の記載はありませんが、全成分表示が義務づけられています。

配合量の多い順に記載されるようになっています。

クリーム類などの油分の多いものを除いたら、まず、水。

次にBG(ブチレングリコール)やグリセリンなどのアルコールが記載されるものが多いです。

因みに、配合量1%未満のものは順不同で、後ろの方に載っています。

この表記の中で、上位に、セラミドの文字があれば比較的多く配合されていることになります。


要約すると、「成分表示にセラミドの文字があって、上位に載っているものを選ぶ」。

これがポイントですね(*^_^*)

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