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忘れがちな冬のヘアケアについて・・・

更新日:2016.2.18|2(2週間) / 42(累計)

忘れがちな冬のヘアケアについて・・・

冬真っ盛りのこの頃、5月の陽気ほど暖かく植物も勘違いしてしまう天気の後
骨身に凍みる寒さがまたやってきました。気温差には充分注意してくださいネ。

 

さて、お肌はもちろんですがヘアケアの方はいかがですか?
こうさっぱり湿度ですと、お肌はもちろんですがヘアもつらいのです。
今日はそのヘアのことについて少々お話させていただきましょう。
毛髪はケラチンという硫黄を含んだタンパク質が主成分で、皮膚表面、
爪などと同じ成分です。
ただし、毛と爪のケラチンは硬ケラチンといわれ、お互いにしっかり結びついて
一定の形をとり、その形は崩れにくくなっています。それに対し皮膚の角質は
軟ケラチンといわれ、壊れやすくばらばらになりやすい状態になっています。
日本人の毛髪は元々黒い色が主体です。毛のメラニンは根元の下(毛母)で
作られて、メラニンを含む細胞が押し上げられて皮質という毛を作るのですが
そのメラニンを作る力がなくなると白髪になります。
ということは、毛髪のパサツキにも、白髪にも、根元の下(毛母)の栄養は
大変大切なことと理解できます。

 

毛髪は男女とも顔全体の額縁と考えられ、その顔形によって自由にカットしたり、
ヘアダイしたり、ウェイビーにしたりするわけで、当然代謝していますので
抜けたり発毛したりを繰り返します。
これをヘアサイクルといって成長期と休止期と自然脱毛を行います。
だいたい、休止期からの頭髪の脱毛は、20~30代で90~100本、
50~60代で150本位と増えていきます。ですから年代的に頭髪は
薄くなってくるわけです。
ちなみに女性であれば150本以上の急な脱毛は、病的脱毛になり、男性では
枕カバーに目に付くようになると、脱毛症といい頭部が薄くなるということです。
目安としては、抜けた毛髪の根元に透明な根がついていると病的脱毛が
考えられますのでチェックが必要です。

また、白髪と皮膚の結びつきは強く、まず若白髪の方は抜けにくくなるため、
薄くなりにくいということがいえます。更に毛髪はストレス、特に胃腸との関連が
強く、それによるホルモンのアンバランスは、重大なポイントになります。
例えば、甲状腺ホルモンは毛髪の光沢の元となり、前頭部の脱毛は男性ホルモンの
影響を受けます。甲状腺ホルモンは働きが低下すると毛髪のツヤ以外に眉毛が
関係してきます。眉毛外側3/1は甲状腺の働きをチェックする良い部分に
なるのです。

 

ストレスについては円形脱毛との関連も重要ですが、これは自律神経によって
急にその部位が休止期に入り、脱毛してしまうというものです。
ただし毛孔が健全に残っているので、あまり心配なさらなくても自然に発毛する
方がほとんどです。

 

ざっと毛髪について述べてきましたが、やはり栄養を頭皮に、保湿を毛髪に
という考え方が大切です。
トニックや養毛剤、ヘアクリーム、ヘアオイルなど良質なものを使用、また、
シャンプーにしても充分考えて使用していただきたいと思います。
やはり、天然に近い形のもので良質の基剤を使っているといわれるものがあれば
お試しになり、ご自分に合ったものを探していただきたいと思います。

 

 

参考・・・シェルクルール「淳子先生のお肌の学校」より

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。

 

より詳しく知りたい方は「お肌の学校」にご参加下さい。

次回、お肌の学校は

2月19日(金)・20日(土)です。

参加ご希望の方は・・・0120-310482 SATOSHIYAまで

 

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