あちこちから桜満開の情報がSNSのタイムラインで流れ
春爛漫の今日この頃、お花見を満喫されている方も多いのではないでしょうか。
いよいよアレルギーも本番ですが、今年は例年と異なり、
ちょっと不思議な状況をSATOSHIYAのお客様にも見ることが多い様に思います。
昨年何でもなかった方が急に花粉アレルギーになったり
逆にひどいアレルギーの方がとても楽だったりと聞きます。
ただし、肌には、かなり出ている方が多いのも今年の特徴のようです。
そこで今日は、アレルギー時のお肌のケアを少しお話ししましょう。
例えば花粉症の時期というと、早い方で1月末から5月のゴールデンウイーク
あたりまで続きます。その間は、スギ花粉から、ヒノキ花粉まで重なり、
かなりつらい時期を経験される方もいるわけで、3~5月はアレルゲンが
一度に重なり急に悪化していく時期になります。
アレルゲンである特定物質が体内に入ると、生体は過敏に反応して抗体という
タンパク質が作られます。特に花粉などはマスト細胞と呼ばれる細胞に付着します。
ここに新たにまたスギ花粉が付着すると、マスト細胞からヒスタミンなどの
化学物質が放出され、この物質が鼻や目の粘膜を刺激して、カユミやくしゃみ、
鼻水の原因になっています。
もちろん目や鼻だけでなく、喉の奥や顔にも影響します。このときアトピー性
皮膚炎などを持っている方は、ほとんどアレルギー状態の肌になります。
特徴は、こわばり感と乾燥が特に目立ち、角質の乱れが目立つことです。
アレルギーの少ない方でもカユミ、乾燥、ゴワツキは感じます。
そんな状態の時のスキンケアが、平常時と同じではなかなかうまくいきません。
まず、スキンケア以前、全体的に行うべき対処として、
1)花粉情報をチェックすること。
2)家の窓や戸を閉めること。
3)メガネ、マスクの着用。
4)洗濯物やふとんは内干しにすること。
5)帰宅時には入室前に花粉を払い、更にドライヤー等を用い、空気清浄機のある
部屋などで花粉を払い落とすこと。
6)洗顔、うがい、目の洗浄、鼻の洗浄を心がけること。
等が挙げられます。
スキンケアにおいては、平常時と同じケアでは表面乾燥がかなり強いので、
良質のオイル(天然タイプ)をつけてから、クレンジングを重ね、ティッシュ等で
表面を押さえ拭きしてからもう一度オイルを少し多めに全体に延ばして入浴、
10~15分そのままにし、体を温めたり、洗ったりして発汗を促してから、
シャンプー、リンス後すすいで洗顔してください。
そして、あまりカサツキや赤味の強い時は、少量のオイルを入浴中つけていただき、
軽くすすいで、お風呂から上がった後、化粧水や乳液、クリームなどをたっぷり
使用することです。
ただし、カサツキや赤味などが刺激に感じるときは、入浴中のオイルまでご使用
いただき、その時期だけアレルギー用の商品使用したほうがよいでしょう。
花粉アレルギーは粘膜刺激が強いので鼻水が出やすく、鼻や鼻の下がカサついたり
切れる方が多いので、ティッシュの使用後、日中でも、生薬の軟膏のような
クリームを少し使用していますとカサブタや切れがまったく違ってきます。
昔からある、紫雲膏〔(シウンコウ)薬局で売っています〕でも良いのですが、
紫雲膏と同じく、紫根や当帰の抽出エキスを使用し、色や臭いなどを緩和して
使いやすくしたクリームもありますので、お手入れの化粧水類の後に使用したり、
鼻をかんだら少量つけておく習慣でキレイにそのシーズンを過ごす方も多いのです。
もし、掻き壊してしまったら、入浴前、ひどい部位にそのクリームを塗布し、
クレンジングから入っていただいて問題ありません。
ただし、このとき肌の状態は、ただの肌荒れではありませんので、マッサージや、
パックをしたり、ピーリングのようなことをするとメラニンが急に増えて
シミの元になる場合もありますので注意してください。
小さな注意をしっかりすることにより、アレルギーのシーズンが終わった後は
すっかり素顔になれますので、トラブルを起こしているときは、
信頼のおける美肌工房SATOSHIYAスタッフに相談して下さい。
参考・・・・・シェルクルール『淳子先生のお肌の学校』0123
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
より詳しく知りたい方は「お肌の学校」にご参加下さい。
次回、お肌の学校は
4月15日(金)・16日(土)です。
参加ご希望の方は・・・0120-310482 SATOSHIYAまで