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「W洗顔」は洗顔を2回することではなくて・・・。

更新日:2017.2.3|3(2週間) / 277(累計)

「W洗顔」は洗顔を2回することではなくて・・・。
「W洗顔」だから、洗顔は続けて2回します!!( ゜Д゜)( ゜Д゜)化粧品店やっていると、時折こうおっしゃられる方にお会いします。たしかに・・ごもっともです。「W洗顔」などという業界用語がひとりあるきした結果です。「W洗顔」は洗顔を2回することではありません。その前に理想的な洗顔のやり方ですが、手又は泡立てネット等でたっぷり泡立てて、手で洗うのではなく、泡で直接10秒程洗い、その後十分にすすぐだけでOK(#^.^#)それ以上20秒も30秒も時間をかけるのは逆効果です。しかもそれを続けて2回もしたら、お肌の水分・油分のバランスやお肌を守ってくれているバリア機能がくずれてしまいます。「W洗顔」とは、「クレンジング(メイク落とし)」のあと「洗顔」することです(*'▽')例えば、マニキュアは除光液で落としますね。化粧水では落ちません。ものには、それでしか落とせないものがあるのです。油は油でしか落ちません。ここでの油(脂)とは、肌の中から出る皮脂、メイク、ファンデーションです。これらは、クレンジング(メイク落とし)でしか落ちません。クレンジング(メイク落とし)はこういった油溶性のものを落とします。落とすとともに、お肌を柔軟にすることでトラブルを予防し、その後に使う化粧水やクリームの効果も高めてくれます。それに対して、次に来る「洗顔」の役割は、汗やほこりのような水溶性や不溶性の汚れなど、クレンジングでは落ちない汚れを落として素肌に戻します。「W洗顔」と言っても、このように「クレンジング(メイク落とし)」と「洗顔」はそれぞれが別の役割をしているのです(*'▽')こんな実験があります。同じメイクをしてもらって、「水洗いのみ」「洗顔ソープで洗顔」「クレンジング(メイク落とし)と洗顔ソープで洗顔」の3パターンで落としてもらいます。「水洗いのみ」は汚れの25%だけしか落ちません。「洗顔ソープで洗顔」だと50%、そして、「クレンジング(メイク落とし)と洗顔ソープで洗顔」した場合は、98%!(^^)!と飛躍的に落ちる割合がアップします!お客様の中に「朝クレンジング」される方もおられます。すっぴんなのになぜメイク落とし?と思われるでしょう。その方は寝る前、お手入れの最後に栄養クリームをぬって寝られます。そのクリームの残った肌表面の油分は、寝ている間に酸化します。ですから、朝起きてすぐ油溶性の汚れを落とすメイク落としで、酸化したクリームの残り油分と、寝ている間に肌から分泌された皮脂を含む酸化した汚れを洗い落とす、というもの。この方のお肌はいつ見ても本当に透き通る様です。洗顔のダブル(2回洗い)はお肌にNGですが、クレンジングのダブルは全然OK!です。1回目は汚れを落とす、2回目はマッサージクリームの役割と更に5~10分放置することで、パック効果を得られるからです。いわゆる「クレンジングマスク」効果ですね(*'▽')それには、質の良いクレンジングを選んで下さい。必要以上に高額なものは必要ありませんが、安価な洗浄料と何が違うか。洗浄力は同じでも肌を守る力が違います。お店と相談して、ご自分に合った質の良いクレンジングと洗顔をチョイスして下さい。安価な洗浄料だと、年齢と共に皮ふトラブルが増えます。

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