肌トラブルと化粧品(なぜ「乾燥」を防ぐことが必要?)
ブランド:アクセーヌ
1.バリア機能の要は「潤い」
汗と皮脂でできた表面の皮脂膜と、内側で水分を蓄えている角質層によって、「バリア機能」が形成されます。
この2つのステップで、肌の内部は刺激から守られているのです。ところが、潤いが不足するとたちまち衰えがちになってしまいます。潤いは肌をしっとりさせるだけではなく、刺激をはね返すためにも欠かせないものなのです。
【健康な肌】
角質層が潤っていて、細胞と細胞が隙間なく並んでいる状態。
皮脂膜が肌表面をしっかり保護している。
肌がやわらかくなめらか。キメが整っている。
2.潤い不足の肌は敏感
敏感肌は皮脂や汗の量が少なく、角質層のNMF(天然保湿因子)・細胞間脂質も不足気味です。
つまり、肌表面がきちんと保護されず、角質層は水分が少なく、隙間だらけの状態になり、肌の内部は刺激を受けやすくなってしまいます。
【敏感な肌】
細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)が不足→水分蒸散→角質層が隙間だらけ→刺激侵入といった悪循環を繰り返す。
皮脂膜が十分に機能していない。
キメが乱れて、肌が固い。ゴワつき・粉ふき・皮めくれが目立つ。