可視光線のお話。

更新日：2018.10.9｜3(2週間) / 347(累計)

太陽の光で、コスメのお話になると散々紫外線がモンダイにされますが

太陽から出ている光は、紫外線だけではありません。

太陽からは、波長の短い順に、ガンマ線、X線、紫外線、
可視光線、赤外線となります。

波長が短くなるほど人体に有害で、例えばX線などはレントゲンで有名ですが
放射能、になるので病院でも厳重に立ち入りを禁止されていますね。

紫外線で、波長の短いのは、真夏に即時黒化を起こし炎症する
紫外線B波。A波はそれより波長が長いので、炎症は起こしません。

ちなみに私たちが、太陽に当たって温かく感じるのは
波長の長い赤外線のためなんです。紫外線で温かいわけではありません。

ここで取り上げるのは、紫外線と、赤外線の間にある、可視光線。
可視光線とは、可視、つまり見ることが可能な光のこと。

可視光線にも波長があって、波長が短い順に
紫、青紫、青、緑、黄、橙、赤で、全7色。
この7色が、混ざり合って、白っぽい光になりますから
普段肉眼で見ることはありませんが
光が雨雲の雨の粒に当たり虹が出来ると、可視光線の存在がわかりますね。

また、私たちは、モノを見るとき、
太陽光が物体に当たって跳ね返った色を見ています。
リンゴが赤く見えるのも、赤い色を反射して、
赤以外の色をリンゴが吸収するからなんです。

この原理を応用して、コスメデコルテは
パナソニックとの共同研究で、
肌を暗く見せお顔の色の印象を悪くする、黄色、
の波長を押さえる光の反射性をもつ
「スキンフュージョンパウダー」の開発に成功し
2018年秋のファンデに配合しました。

このファンデをつけると、黄色の光は吸収され
肌を美しく見せる光だけが反射されます。

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メイクにも、先端科学テクノロジーが使われる時代なんですね。

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